岩田克夫さんから送られてきた「昭和山岳会会報」「東冷協だより」が示唆するもの

2021年10月07日

「昭和山岳会会報」「東冷協だより」この2冊は、岩田克夫さん(34期、昭和32年卒業)からいただいた、一つは趣味の、もう一つは業界の会報です。

「昭和山岳会」は、お金と時間と体力がたっぷりあって、飯より山が大好きな人たちが集まるセミプロに近い登山家のグループ(組織)です。そのため、この会報の内容は、登山行のスケジュールから実際の走破まで事こまごまな記録がほとんどを占めているようです。ですから門外漢がページをめくっても、その凄さは感じてもあまり身近には感じられない。そんな感じがします。お金を払ってまで読みたいとは思いません。

「東冷協だより」はというと、冷凍空調設備関係の業界紙のようなもので、加盟社にとっては必要不可欠な業界のニュース満載で、読み手のニーズに充分応えられている、そんな感じがします。もし、同じ業界にいるなら、お金を出しても読みたい雑誌です。

岩田さんからの送り状に「(この二つの)機関紙こそが、会員団結、活動の源泉になっているようです。」と書いていただいています。

おそらく、同窓会報は誰のために作られているのか、作り手の自己満足のためか、その情報を必要とし、手に取って読みたいと思う会員のためなのか、よく考えてみなさいということでしょう。

いずれにしても1万1千人余りの会員のいる一商同窓会、会費を払ってもいいと思われるような体質、会報、その他の活動を進めていくにはどうしたらいいのか。

ちょっとノイローゼになりそうです。(笑)